ボディコンディションスコアの評価方法

愛犬や愛猫が太り過ぎ痩せ過ぎか、疑問に思うことはありませんか? 特別な体重計や道具を使わなくても、自宅でできる簡単な方法で、愛犬・愛猫が健康で元気であることを確かめることができます。
ここでは、ボディコンディションスコアとして知られているテクニックを使用して、愛犬・愛猫が良好な状態であるかどうかを評価する最も簡単な方法を学びましょう。

ボディコンディションスコアとは?
ボディコンディションスコア(BCS)は、わんちゃん猫ちゃんの現在の体型や体調を評価するための測定方法です。
目視(上からと横から)と触診(胸と尾の付け根を触る)の2つの評価法で判定します。
最も一般的に使用されている尺度の1つでは、「痩せ過ぎ」「痩せ気味」「理想的な状態」「太り気味」「肥満」の5つの評価基準をベースに用います。
 

ボディコンディションスコアの評価方法
愛犬・愛猫のボディコンディションスコアを評価する時、確認するべきポイントがあります。ファルミナのジーニアスコンサルタントや信頼できる獣医師と一緒に、正しい評価法を覚えていきましょう。


目視検査
目視検査では、肋骨が重要なポイントです。肋骨を探し、触って、数えることがどの程度難しいかにより、愛犬・愛猫の体の状態を評価できます。

  • 瘦せ過ぎ - 肋骨、腰椎、骨盤の骨が浮き出ている。触れられる脂肪はない。腹部の湾曲とウエストのラインが明確。
  • 瘦せ気味 - 肋骨は簡単に触ることができ、わずかに脂肪に覆われている。上から見ると、ウエストラインがはっきりと見える。腹部のカーブが明らか。
  • 理想的な状態 - 肋骨が触ってわかる、余分な皮下脂肪がない。上から見ると、肋骨より後ろにくびれが見える。横から見ると腹部のカーブが見える。
  • 太り気味 - 肋骨はかろうじて感じられるが、余分な皮下脂肪があるのがわかる。上から見ると、ウエストのラインははっきりしないが、確認することができる。腹部のカーブははっきりと確認することができない。
  • 肥満 -  肋骨は多量の脂肪により触れることができない。腰や尾の付け根に脂肪の塊が確認できる。ウエストのくびれはほとんどない。

目で見て、触って、上記の脂肪の付き方を確認することで、愛犬・愛猫の体の状態を把握することができます。

スマートフォンにファルミナ ジーニアス アプリをダウンロードすると、ファルミナのジーニアスコンサルタントのサポートとアドバイスを受けられます。愛犬・愛猫の写真をアプリにアップロードすると、定期的に体型を観察し、ボディコンディションスコアを評価することができます。

さらに、愛犬・愛猫のボディコンディションスコアを定期的に評価すると、ジーニアスコンサルタントがわんちゃん猫ちゃんの現在の状態を踏まえて、幸せな未来のためにフードの給与頻度や役立つより的確なアドバイスをお届けします。

ファルミナ ジーニアスからのアドバイス
よくある誤解にご注意を!

長毛種 - 目視検査では、長い毛に覆われている犬と猫は、実際よりも少し大きく見えるので、飼い主様がボディコンディションスコアの評価方法に慣れていない場合、間違った評価をしてしまう可能性があります。

BMI(ボディマス指数)-  遺伝的特性により、ある犬種は他の犬種よりも筋肉質であったり、太っていたりすることがあります。このことを念頭に置いて、ペットの体型を評価する必要があります。

ボディコンディションスコアの目視検査を行った後は必ず、信頼できるかかりつけの獣医師の判断を仰ぎ、状態を確認しましょう。