子犬のお留守番のためのトレーニング方法や注意点をご紹介

子犬のお留守番のためのトレーニング方法や注意点をご紹介

子犬が留守番をできるようになるヒント
犬は協調性があり社会的な動物であるため、常に経験や行動を共有できる集団の中で暮らすことが重要です。

子犬は本来、集団から切り離されることで生じる不安感を、徐々に克服していくものです。

母犬は次第に子犬のそばを離れるようになり、そばにいる時は、子犬が単独で周囲を探索するように促します。

子犬に留守番を教えるには、いくつかの段階を踏んで徐々に行う必要があります。さらに、犬小屋やケージのような安全な場所を用意することで、群れから離れている間の安心感と慣れを感じさせ、子犬がトラウマを感じにくい方法で留守番ができるようにします。

子犬は何時間くらい、ひとりで留守番できますか? トレーニング方法は?
子犬の留守番を練習する時、少なくとも最初の数回は、2時間を超えないようにしてください。

犬は成長するにつれて、より長い時間、群れから離れることができるようになります。

日中、遊んだり、短い散歩等をした後に、子犬が犬小屋やその付近で食べ物が入ったおもちゃ、いろいろな種類の骨(ペット用)などを、ひとりで噛む時間をつくってみましょう。

これを繰り返すことで、子犬はペットペアレントと一緒にいながらもリラックスして休める時間を好むようになります。

子犬をひとりの環境に慣れさせましょう
次のステップは、家族が家にいる間、子犬がペットペアレントと別の部屋で過ごせることを目指します。

ペットペアレントが別の部屋にいても、子犬がリラックスして、落ち着いていることが確認できたら、子犬と対面するときの「挨拶の儀式」を作ります。

出かける前や帰宅時に、子犬が「無視された。」と思わないようにしてあげましょう。無視することは、信頼と信用を損なうことになりかねません。ですが、子犬がこれからひとりぼっちになることを、あからさまに感じさせてしまう態度や、帰宅時に過剰にリアクションをとったりするようなコミュニケーションは、お留守番中の孤独や不安を強めます。ですので、外出時も帰宅時も、さりげなく挨拶する習慣をつけることがおすすめです。

帰宅時は、子犬は喜んではしゃぐかもしれません。穏やかで安心させるような口調で挨拶した後で、抱き上げずに家の中を動き回り、私たちについてくるようにうながしましょう。感情が落ち着いてきたら、ゆっくりとした動きと慣れ親しんだ声を通して、直接触れ合いましょう。

ペットペアレントの帰宅時に、感情が高ぶると、うれしさのあまりおもらししてしまうことがあります。そんな時は、叱ったり、その場に置き去りにしたりせず、子犬を落ち着かせ、なにか他の対象に興味を持てるように誘導してあげましょう。お片付けは、その後です。


お留守番もしつけも根気が大切です。少しずつ練習を重ねて、お互いに安心してストレスなくお留守番できるようにしていきましょう。


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